建設現場の一日
WORK FLOW
建設現場では、安全施工サイクルに基づいて、
一日の作業が進行しています
安全を最優先に考え、災害を予防し、日々、週ごと、月ごとの作業計画を着実に実行することが重要です。基本的な手順を定期的に行うことで、「施工と安全衛生の統合」を促進し、効果的かつ効率的な安全作業につながります。
8:00
安全朝礼
作業員の点呼を取り、体操を行ってから一日の現場の流れを確認し、作業上の注意点や危険箇所を周知します。
8:15
安全ミーティング
各作業員の作業内容、配置の説明を行い作業のKY活動(危険予知活動)を実施し、作業手順書の確認を周知徹底します。
新規入場者教育
現場に初めて来所した作業員に対して実施する教育・指導であり、主に建物の詳細や工事期間、現場ルール等の説明があります。
8:30
作業開始前点検
予測できない事故や、作業に支障が出るのを未然に防ぐため電動工具や足場、高所作業車等の機器点検を行います。
作業開始
現地KY、一人KYを実施してから作業手順書に沿った内容を把握し、各自役割を分担して作業を開始します。
作業中の指導、監督
作業と安全の両方から現場を見守り、不安全な【行動+状態】が無いか、確認・指導・是正を行いPDCAサイクル(P計画、D実施、C評価、A改善)を活用します。
12:00
昼食タイム(休憩)
昼1時間、午前と午後30分の休憩時間があります。
13:00
安全工程打ち合わせ
全業者の職長が集まり、作業調整及び進捗状況・工程確認を話し合い、安全と品質の向上の確保をめざします。
職長・現場代理人巡視
午前と午後に、作業計画・作業手順・ミーティング指示事項のチェックを行い、危険ポイントや問題点を発見し是正改善を徹底します。
16:00
翌日作業場の確認
翌日作業の円滑化を図るために事前チェックによる段取りや作業手順の作成・修正を行います。
16:30
作業後の片付け・
清掃・確認
作業後に4S活動(整理・整頓・清掃・清潔)を実施し、作業環境の維持と災害防止と作業能率の向上を図ります。
17:00
終礼・解散
片付け後に全員集合し点呼を取ります。終礼では各自の作業進捗状況や問題点の報告、翌日の作業内容の確認を行います。終礼後は現場解散になります。